〜ボラバイト|川原農産:後編〜 初めての農業だからこそ得られたものが沢山ある。
『けんぼーの情報箱』です。
今回は、ボラバイト後半戦を記事にします。
【ボラバイト】
【仕事内容:後半】
①畦道の草刈り
農業恒例の草刈り。初の草刈り機デビューを飾ってきました。これがまたキツかった...
刈り取ってる時は、没頭し過ぎてそうでもないんだが、終わった後、結構腕パンパン。
後、グリップ握りっぱなしなので、手の握力がなくなる...
川原さんいわく、この季節は涼しいから全然快適らしい。
夏とかだと汗だくだくのサウナ状態。
草刈りも農業の一部。こういった作業が農業には多く、そしてきつい作業が多い。
ただ、草刈りのポイントは、まずしっかりとハーネスを自分の体にフィットさせる事。
草刈機を手ではなく、体全体で支える事が出来ればかなり楽になります。
後は一定のリズムで刈り取る。左手は支えるだけで、右手がポイント。
振り子のように、グイグイと。ww
②田んぼの用水路の掃除
田んぼの管理に欠かせない用水路。
ここも定期的に掃除しないと、草木や泥が堆積して水の流れが悪くなってしまう。
ただ、このかき出し作業、かなり腰に負担がかかるんです。
③米の検品作業のお手伝い
出荷前のお米の検品作業。
ラックに積まれている米袋から、ランダムにお米を採取。
質量や水分量を専用の機器で測定して、米をランク付け。
一等、二等、三等、外。
外は出荷せず、家で食べるみたい。
外でも十分美味しかったけどなぁ〜。
④収穫した栗の選別作業
当然ですが、収穫した栗が全て出荷できるわけではありません、
虫食いや黒く変色したもの、またシワがよってしまっているものは、手作業で選別します。
一つ一つ、じっくりみて選別。気が遠くなるような作業でした。
ただ、おばあちゃんの慣れた手つきとその選別の早さにあっぱれ。
【番外編:イノシシの解体】
山や畑周辺に、いくつもイノシシ用の罠があり、週に1回ペースでイノシシがかかるそうです。
ちなみに、解体してすぐに食べる事はなく、殺菌も兼ねて数ヶ月程冷凍するんだそう。
足の部分は、家で飼っている大型犬にあげるみたい。
おじいちゃんが前を通るたびに、物欲しそうに見つめる犬し少し同情。ww
【まとめ】
ボラバイト後半戦も体力仕事一色。
どんな作業も楽な仕事は一つもなく、体力と根気がいる仕事ばかりでした。
正直、農業がここまで大変な仕事だとは想像していませんでした。
普段、私達はお金というツールを使って食材を購入していますが、お金からその農家の苦労を読み取る事は出来ません。
ただ、その食材の裏には、とてつもなく大変な作業と苦労があるのだという事を、今回身をもって体験する事が出来ました。
どんな食材にも、農家さんの血と汗の滲むような苦労がある。
私達が忘れかけていた食材に対する「感謝の気持ち」をこの体験を通じて、思いおこす事が出来ました。
私は一人でも多くの人に私と同じような経験をして欲しい。
大量生産、大量消費の現代だからこそ、この体験には意味がある。
そう思っています。
全く異なるジャンルだからこそ得るものはあるし、気づく事も沢山あると思います。
また、多くのボラバイターさんの参加は、人で不足の農家を助ける事にもつながります。
お互いがウィンウィンのボラバイト。
是非、皆様もボラバイター輪に加わってみませんか。
以上
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